そこで、正直たいしたテクニックはありませんが、私の写真の撮り方を説明したいと思います。少しでもみなさんが良い写真を撮る足しにしてくれるのならばモチベも上がるというものです。
まず最初に、こうやれば簡単にキレイに撮れる方法は余りありません。殆どは手間を惜しまず妥協しない事と綺麗な写真が撮れる事は比例しています。
それを前提に説明すれば、最初に取り掛かる手間が一番重要でもある撮影場所選びです。写真の出来の大半はこれで決まると言っても過言ではないでしょう。もし、良くない場所を選んでしまうと、カメラ撮影技術をいくら使ってもどうしようもない限界があります。だから、どういった写真を撮るのかをイメージしながら、場所選びは慎重にします。
では実際にどういう場所を選ぶかと言うと、ベストなのは水面の光らない水溜まりです。ここに魚を入れればどう足掻いてもいい写真になると確信が持てるでしょう。しかし、そんな場所は河原石が汚かったり、泥を被っていたり、それ以前に空が曇っていて水面が光っていればなかなか厳しいでしょう。そんな時は木陰や大岩の影を使って水面の光らない場所に生簀を作ります。そして、泥などが被っていたら水を流し込んで洗い、生簀が綺麗に見えるアングルを探します。このときに順光や逆光は難しい撮影になるので極力避けます。そしてもし、抜群のアングルを見付けられれば綺麗に撮れたも同然です。
(左画像の様に曇天時は対岸の木影などを写り込ませて水面反射を避けます)
そして、魚を生簀に入れるのですが、もし暴れた場合は目を隠して落ち着かせてあげます。最初から撮りたいポーズをさせるのではなく、魚が落ち着く態勢から撮り始めます。そうして、徐々に小石などを使って魚の態勢を変えていきます。差し詰めプロのカメラマンがモデルを、気が付けば脱がせているかの如くです。いきなり脱いでと言えば抵抗があるでしょう。少しずつ無理せずやるのがコツです。
カメラの設定は、私の場合は絞り優先で、感度上限3200・シャッタスピード下限1/50です。ほぼこれ一択で撮っています。しかしながら、コンデジなどの機能が少ないカメラを使っている場合には制限があります。その場合にはカメラの性能にもよりますが、感度800以上にならないように、そしてシャッタスピードが1/50以下にならないように気を付けます。また、手ぶれ機能があるからシャッタスピードは大丈夫だよと勘違いしている人が居ますが、あれは手のブレに対しての機能であって、魚のブレや水の流れでブレることは補正してくれません。しかも手ぶれ機能などというのは気休め程度の機能で、実際的には連射撮影のほうが使えます。
もしコンデジでもRAW撮影が可能な機種であれば積極的に使っていきましょう。現像時の校正がめんどうですが、露出ミスで取り返しのつかない事態が少なくなります。もし機能がなければ、露出設定で1/2程度暗くして撮りましょう。まわりの石の黒つぶれより鱗の白飛びのほうが気になりますからね。
撮影時には鱗の反射でおこる極端なコントラストに気を付けましょう。鱗の反射がギラギラと強すぎれば鱗以外が真っ黒になってしまいます。銀毛の魚であればそんな写真もカッコよく撮れるのですが、そればかりだと飽きます。鱗を意識した写真ばかり撮っていると、おそらくアルバムの中は似たような写真ばかりでつまらなくなるでしょう。だからコントラストの幅を意識したアングルや魚の角度調整をして、魚の表情がでるショットを目指しましょう。(撮影時にヒストグラムを液晶に表示しておくと目安になります)
もし、コンデジでボケを出したければ、少し離れてズームすれば多少は出ます。しかし状況によってはトーイ風撮影の様にスケール不明瞭になる事もあるので気を付けてください。
と、まぁ大まかな撮影方法を説明しましたが、要は自分の目で見て魚が綺麗に見える様に丁寧にセットすることだと思います。慣れるまでは手間がかかる事に面倒臭さくなりますが、綺麗な写真が撮れれば楽しくなってくると思うので試してみて下さい。
(左画像の様に曇天時は対岸の木影などを写り込ませて水面反射を避けます)
そして、魚を生簀に入れるのですが、もし暴れた場合は目を隠して落ち着かせてあげます。最初から撮りたいポーズをさせるのではなく、魚が落ち着く態勢から撮り始めます。そうして、徐々に小石などを使って魚の態勢を変えていきます。差し詰めプロのカメラマンがモデルを、気が付けば脱がせているかの如くです。いきなり脱いでと言えば抵抗があるでしょう。少しずつ無理せずやるのがコツです。
カメラの設定は、私の場合は絞り優先で、感度上限3200・シャッタスピード下限1/50です。ほぼこれ一択で撮っています。しかしながら、コンデジなどの機能が少ないカメラを使っている場合には制限があります。その場合にはカメラの性能にもよりますが、感度800以上にならないように、そしてシャッタスピードが1/50以下にならないように気を付けます。また、手ぶれ機能があるからシャッタスピードは大丈夫だよと勘違いしている人が居ますが、あれは手のブレに対しての機能であって、魚のブレや水の流れでブレることは補正してくれません。しかも手ぶれ機能などというのは気休め程度の機能で、実際的には連射撮影のほうが使えます。
もしコンデジでもRAW撮影が可能な機種であれば積極的に使っていきましょう。現像時の校正がめんどうですが、露出ミスで取り返しのつかない事態が少なくなります。もし機能がなければ、露出設定で1/2程度暗くして撮りましょう。まわりの石の黒つぶれより鱗の白飛びのほうが気になりますからね。
撮影時には鱗の反射でおこる極端なコントラストに気を付けましょう。鱗の反射がギラギラと強すぎれば鱗以外が真っ黒になってしまいます。銀毛の魚であればそんな写真もカッコよく撮れるのですが、そればかりだと飽きます。鱗を意識した写真ばかり撮っていると、おそらくアルバムの中は似たような写真ばかりでつまらなくなるでしょう。だからコントラストの幅を意識したアングルや魚の角度調整をして、魚の表情がでるショットを目指しましょう。(撮影時にヒストグラムを液晶に表示しておくと目安になります)
もし、コンデジでボケを出したければ、少し離れてズームすれば多少は出ます。しかし状況によってはトーイ風撮影の様にスケール不明瞭になる事もあるので気を付けてください。
と、まぁ大まかな撮影方法を説明しましたが、要は自分の目で見て魚が綺麗に見える様に丁寧にセットすることだと思います。慣れるまでは手間がかかる事に面倒臭さくなりますが、綺麗な写真が撮れれば楽しくなってくると思うので試してみて下さい。