2016年4月1日金曜日

腰爆発

気圧の乱高下で偏頭痛に悩んでおりましたが、やっと暖かくなってきましたね。

先週ちょっと遠出して某本流に行っていましたが、

着いてちょっとした岩場を降りたときに腰に電流が走りました。

そう、定期的にくるアレです。

仕方なく腰痛持ちなら分かる執行猶予のあるうちにとんぼ返り。

そして、一週間ほど安静にしておりましたが、コルセット着けて強行です。

まぁ、いけませんね。ウェーダー履くと窒息しそうになり集中できません。

それでもなんとか狡いアタリをとって尺モノが出ました。


よく肥えていて、よく走りました。

その後は、目印が見難くなってきてから九寸クラスと尺上2つを追加して終了。

そういえば、夕マヅメに爺さんが声を掛けてきて。

餌釣りであまりに釣れないから、アンタの釣りを見学させてくれという。

了解して竿を振っていると、先述の通りたまたま釣れ出した。

すると爺さんは「おぉーすごいねー。逃がすんでしょ?ならくれないか?」という。

私は、この魚にはもっと大きくなってもらわないといけないとヤンワリ断るが、

爺さんクレクレしつこいので、ワザと手から滑らせて「あっ逃げられた」とリリース。

そのやりとりが5回ほど続き、面白可笑しく、

最後には爺さん「竿は達者だが、手はド素人だな」と言って笑っていた。




さて、来週から少し忙しくなるので、更新は低調になるかもしれません。

では、また。








2016年3月18日金曜日

桂川都留解禁

都留漁協の解禁に行ってきました。

初日は昼から出かけて、雪代に焦るもなんとか尺アマゴに出会えました。



その後は8寸クラスの綺麗なヤマメに遊んでもらいました。



そして、日を改めて朝から釣行に。。

あまりの寒さに手が凍ってしまったんじゃないかと焦りましたが、なんとか尺モノに出会えました。



この区域にしてはなかなか綺麗な一尾に癒されます。

比較的やりとりの難易度が高いポイントだったので切られるかとも思いましたが、

そこは想いで獲りました。


その後、微妙な尺ヤマメを追加して。。



今年は去年同様8寸クラスが多いように思います。

本来なら、4月くらいから大きい魚が釣れるのですが、今年は少しずれ込むのかもしれませんね。


2016年3月4日金曜日

渓流☆迎春

待ちに待った渓流解禁ですね。

本日初日を迎えて来ました。

三月初旬とは思えない暖かさのなか、桂川の水温は安定の12℃。

釣果はまずまず、7寸クラスをアベレージに泣き尺まで出てくれました。

不思議なのは、釣れる魚の大半はアマゴということ。

例年だとヤマメのほうが多いんですけどね。

あと、5寸クラスの小さいのも多かった。

魚影が濃くて成長にばらつきがでてるのでしょうか。

そうなると最下流も気になりますね。

ということで、ぼちぼちやって参ります。



2016年2月18日木曜日

メゲナイツリバカ

ゲリラ豪雨ニモマケズ
オモイ風ニモマケズ
寒サニモ夏ノ暑サニモ折レヌ
丈夫ナ心ヲモチ
釣慾イガイモタズ
決シテ瞋ラズ
ヤマメヲ見テハシズカニワラッテヰル
一本ノ竿ト針デ
魚トショウブヲシ
友人ガ釣ッタヤマメアレバ
一緒ニヨロコビ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
小サナボロイクルマニノリ
東ニオオヤマメヰレバ
行ッテ竿ヲフリ
西ニオオアマゴヰレバ
行ッテ心ウゴカサレ
南ニタイフウアレバ
イミモナクソワソワシ
北ニビジンヰレバ
ウットリトスル
ヒデリノトキハソラニボヤキ
サムサノナツハカイテキニ釣ヲシ
ミンナニツリバカトヨバレ
ホメラレモセズ
アキレラレテモキニセズ
タダモクモクト竿ヲフッテヰル
サウイフ釣リバカニ
ワタシハナリタイ



2016年2月5日金曜日

回想録8 「鳶の微笑み」

 日が傾きつつある山間に鳶が飛んでいる。河原に立って竿を振っている私に何を期待するのか、周りを旋回しながら飛んでいた。さして気に留めずに竿を振っていると小ハヤが釣れる。抜きあげると、空中に舞ったハヤを目掛けて鳶が舞い降り、堅牢な爪で掴み飛び去ろうと羽ばたく。大物狙いの竿はあろうことか空に向かって満月を描いていた。私が力任せに竿を煽ると、揚力を失った鳶はフラフラと河原に舞い降りた。見るとまだ若いようだ。鳶はこちらを伺いながら立ち尽くしている。先ほどの小ハヤは川に流されてしまったようだ。ふと持ち合わせていたイクラを1m程の枝先に付けて差し出してみる。すると、鳶は首を傾げるように暫く見ていたが、意を決したように翼を跳ね上げ近づいて来てイクラを突き始めた。どうやらイクラが気に入ったようだ。おかわりをあげていると、不意に目前の川面を大ヤマメが跳ねた。

2010年初秋

 難しい釣りをしていた。遡上止めとなるポイントで、居るかどうかも分からないまま竿を振り続けるのは簡単な事ではない。忍耐力が試される。しかし、それは大して難しい事ではない。本当に難しいのは、居てもなかなか釣れない事で、しかも居るという事を前提に攻略しなければならず、その為に集中力が煮詰まらないような工夫が必要な事だろう。つまりこの日は、半ば諦めながら惰性で竿を振っていても釣れない魚と対峙していたのである。

 そういう釣りをする時に一番気を付けるのは、心が折れないようにする事。一度折れてしまうと自分の釣りの引き出しを開けようともせず、惰性の釣りしか出来なくなる。そうなる前に少し休憩などを取りつつ、攻略を整理しながら『釣れるイメージ』をする。そういった工夫がこの日も必要だった。

 そういった事もあって、休憩がてらに鳶と戯れていた訳だが、白泡の中から跳んだヤマメは私を奮い立たせるのには十分だったし、釣るという事の難易度を少し下げてくれた。もしかしたら、見かねた鳶の仕業かもしれない。ともあれ、跳ね方を見て魚がどのくらいのコンディションで、どこに着いているのかおおよそ推測できた。問題はどう流すかって事だろうか。

 さて、ガンガンの駆け上がりに着いているものと推測して流すのだが、小さなオモリでは底を取れずに流れてしまう。そこで大オモリを使う訳だが、先程まで散々流した筋でもある。これまで明確なアタリは皆無だった様に思う。だとすると、気付いていないか、底をしっかりトレース出来ていないか、はたまた変則的要因によるものか。そこで、先程までのオモリから、徐々にオモリを足して底を探っていく。すると、仕掛けが底を叩き始める。そこで幾つかの点に気付く。それは駆け上がりの中にも受けとなる様な箇所があり、ざっくりと階段状に成っていること。そして、時折小さなスポットで一瞬吸い込み波のようなものがある。ただ、一番厄介なのが、仕掛けのコントロールに気を配ってもオモリが底石を叩く頻度は軽減できず、ほぼアタリを判別できない事だろうか。

 ここからはかなりの集中力を持って釣りをすることになるわけだが。アタリを判別し難い事を前提に、水中糸の『水切り音』を区別し易いように立ち位置を少し修正する。そして石を叩く感触の中で出るであろうアタリをリズムの違いで合わせていく。すると、「カ・・カッ・カ」と底石を擦る音の次に、水切り音が一瞬「ズー・・」から「ヌゥ~」という感触に変わったと感じたところで「カ・・カッカカッカ」とリズムが変わった。そう感じるが早いか既に合わせていた。

 水面にあった目印が上下に暴れる。竿を上流に寝かせ、手前に矯めて耐えていると、突然対岸に向かって走る。矯めた状態のまま竿を立てて応じるが、スピードが素晴らしく気づけば流心を潜り、向こう側で豪快に跳んだ。かなり不利な形勢になってしまったので、急いで下流側に回り、竿を手前に寝かせて一度流心に乗せるように誘導する。ここの魚の食い込みはかなり浅いので、身切れバラシだけは避けたく、丁寧なやり取りを心掛けた。すると、ゆっくりと魚は芯に入って上流に向かい何度か突っ込む。それを下から上竿で往なし、徐々に開きに誘導した。そうして、白銀の魚体が見えて来た頃には体力を使い果たしたかの様にタモに大人しく入って頂いた。


鰭のよく張ったスレンダーな体躯の一尾。


薄っすらとブナが出始めている。

2016年1月16日土曜日

回想録7 「勝負は水モノ。釣果は釣り人のモノ。」

『私が私の尊厳を求めなければならないのは、空間からではなく、私の考えの規整からである。私は多くの土地を所有したところで、優ることにならないだろう。空間によっては、宇宙は私をつつみ、一つの点のようにのみこむ。考えることによって、私が宇宙をつつむ。』 
(ブレーズ・パスカル)

『釣り人は考える竿である。』
釣りパカ・スル)



2009年秋

 目の前をアマゴが泳いでいた。おおよそ40センチはありそうなその魚は、綺麗な渓流の水によってまるでフワフワと浮いている様にも見えた。気取られないよう気を付けながら仕掛けを放り込むが、どこをどう餌を流しても見向きもしないどころか、竿を気づかれて岩の影に逃げてしまった。この時期にはよくある結果だ。しかし、その魚が雌ではなく雄だった事から、その辺にもペアリング落ちした雄が居るのかもしれない。まだチャンスがあると踏んだ。

 その後、小一時間ほど釣り上がるが釣果はない。遡上止めとなるポイントまで来たところで尺程度の雄アマゴが釣れた。しかし、もっと大きな魚を期待していただけに嬉しさ半分だった。ふと、目を凝らして水面を見てみると、さきほど逃げられたアマゴよりもやや大きな魚が落ち込みの白泡脇からちらほらと見えた。その雄アマゴは私の気配に気づいたのか、ゆらゆらと白泡の向こう側に泳いでいく。そして、そこに居たのは同じくらいの大きな雌アマゴで、時折川底を叩いていた。産卵活動である。あぁダメだと確信した。

 さぁ、どうしたものか・・。この遡上止めからの下流一帯は隈なく見たが、どうにも良くない。そこでさらに下流に遡上遅れの魚に可能性を賭けてみることにする。

 3日ほど前に降った雨で増水ぎみの川を苦労しながら下っていく。そこでちょっとした流れ込みに対岸から木が覆いかぶさるように張り出していたポイントに出た。ここならまだペアリング前の魚がいるかもしれない。さっそく竿を振りかぶるが、思いのほか浅いのと、木が邪魔で仕掛けが流し辛い。そこで仕掛けを少し詰めて流してみる。すると、何投かした頃に目印が不意に止まった。また根掛かりかと疑っていると、水面下でオレンジ色の何かが揺れた。私にはそれが異様なモノとして感じられた。なぜならばソレを魚とするにはあまりにも大きかったからだろう。市街地を流れる川では投棄された衣類などが川底で揺れいる光景をしばしば目にする。そんなことが脳裏によぎったが、ここは山間の川だ。そう思った次の瞬間に目印が対岸に向かって叩きつけられ刺さった。反射的に力強く合わせ見ると、そのオレンジ色の何かは対岸に向かって突っ込んでいく。魚だ。釣り人の痺れる瞬間である。



 しかし、ここからが大変だった。想定以上の大物に短竿で手尻を短くするとどうなるか。そう、引き摺り廻されるのである。魚が10m下れば、一緒に走り、糸0.8号の許される限り目一杯矯めてみるが、魚は意に介さず寧ろ上流に向かって走り出し、またほいほいと付いて行く。まるで、主人の言う事を聞かない土佐犬の散歩状態である。しかし、そんなやり取りを我慢していると、次第に魚が休みだした。チャンスとばかりに、仕掛けが短いぶん竿を縮めて寄せてみるが、竿が折れそうだ。仕方なく、自分がゆっくり後退してズリ揚げでキャッチした。

 そこに横たわって居たのは紛れもない大アマゴだった。この川は大きな堰堤などに阻まれて、下流からは遡上できない。つまり居着きのアマゴということになる。恐らく居着きでこのサイズを見る事はもうないのかもしれないと感じさせられた一尾でもあった。










2016年1月2日土曜日

謹賀新年



新年明けましておめでとうございます。
今年の干支はヤマメ?それともアマゴでしたっけ?
そんな感じで今年も宜しくお願いします。